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ひろ鍼灸マッサージ院は肩こり、倦怠感、腰痛、膝痛、頭痛、うつにファシアや耳からも対処。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.099-264-1211

当院の方向性DIRECTION

参加学会・研修会・見学の記録

【ポリシーとモットー】
医学の世界は日進月歩。常識ががらっと覆ることも珍しくない世界です。当院がたとえその末席にいるものであったとしても、患者さんに最大の利益を提供するため、日々進化し続けなければならないと考え、
知識と技術のアップデートは欠かさない、を当院のモットーにしています。

2019年、博多。建部陽嗣先生(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所脳機能イメージング研究部研究員)のセミナーでのこと。先生は、当時鍼灸専門誌『医道の日本』で最新の鍼灸論文をレビューするという、業界で有名な連載を持っておられました。また鍼とファシアを扱った名著『閃く経絡』の翻訳者でもあります。当日のセミナーは神経学がテーマだったにもかかわらず、開始早々「君らが鍼灸学校で習ったことは、すでに数十年も昔の古い知識。世界で相当遅れている。この中で論文を読んでいる人は挙手!(自分も含め皆無) 僕の連載も読んでないの?」と皮肉交じりに、かなりキツく言われたことを今でも鮮明に覚えています。
以来、論文を読む会に入会し、2022(令和4)年には建部先生から直々に論文を読む講座を10回にわたって受け、現在では毎日のように、新聞を読む感覚で医学論文に目を通すようになりました。名称や分類、治療法なども大きく変わっていたりすることもあり、驚くことも多々あります。また患者様のお役に立ちそうな情報は、TVなどで取り上げられる前に、施術中にお伝えするようにしています。

もうひとつ、最新の情報を入手するために様々な医学系の学会参加も欠かせません。東洋医学・鍼灸にこだわりすぎることで視野が狭く、偏ってしまうことを危惧し、幅広い正確な知識を得るため医師や理学療法士が中心の学会・研修会にも参加するように心がけています

またテーマを絞った研修会/セミナー/勉強会というものもあります。学会も含め福岡、大阪、名古屋、東京まで出かけます。ネットでのフォーラムやSNSグループ内での質疑、Webinar(ウェブ、インターネットを使用したセミナー)、e-learningを利用し、これまで以上に知識の吸収と技の研鑽を積んでいます。

医療者が知識のアップデートを怠っていると、分類、名称、治療法など大きく変わっていることに気がつかず、患者さんにとって大きな不利益を及ぼすことがあります。また、最新の治療と説明を受けている患者さんと、話がかみ合わないこともあり得ます。
例えば、ごく最近も新たに慢性の痛みに痛覚変調性疼痛、めまいには持続性知覚性姿勢誘発めまいという名称分類が加わったばかりです。心因性疼痛とか社会心理的疼痛という言葉に触れることが多々ありますが、実はそれらは誤りです。
治療法に関しても、片頭痛は血管が広がっておこると言う説はほぼ否定されるようになっています。また、変形性膝関節症の痛みは膝だけでなく、脳も大きく関わっていることがわかってきました。またパーキンソン病は運動することで、長期的にも進行を抑えることが最近明らかになりましたが、ご存じでしたでしょうか? 

この下に、当院がいつ、どこから、何を、どれだけ学んだかを記載しておきます。当院は患者さんの利益のために知識の研鑽は欠かしていないこと、そしてその知識は信用のある学術団体・医療人から受けたものであること、さらには数多ある施術所のなかで、ひろ鍼灸マッサージ院が目指しているもの、関心事や方向性などを雰囲気だけでも感じ取っていただければと思います。

《2024(令和6)年》
・一般社団法人 日本整形内科学研究会webinar 3/2
covid-19関連 *コロナ後遺症について発表、3/30鍼灸師とエコーとファシア、4/13医師法と薬機法、6/15論文と統計 初めての論文の読み方、6/30東洋医学と西洋医学、11/23学術総会
・日本整形内科学研究会主催 鍼灸師はじめてのエコー 〜眼と手、そして脳を変える1dayセミナー
1/8 in 大阪 (6h)講師として参加
・日本整形内科学研究会主催 九州沖縄ブロック地方会@大分 3/17 6時間講師として参加
・日本整形内科学研究会主催 はじめてのエコー 3/20 6時間講師として参加
・日本整形内科学研究会主催 学術集会&ファシア会議 11/23(6h) 一部、座長を担当
・地域疼痛ケア協会 2/11 総会:プレゼンターとして発表、8/3変形性膝関節症〜知識編 一部講師(1h)、9/7変形性膝関節症〜技術編 一部講師(1h)
・一般財団法人 日本いたみ財団 7/18慢性疼痛神経痛を有する脊椎疾患の治療戦略(1h)、8/4ベーシックコース研修会(3h)、8/22認知行動療法(1h)、11/21運動器疾患に対する超音波治療(1h)
・鍼灸論文抄読会(各1h) 4/3鍼通電の嚥下機能改善、4/24鍼通電の抗脳虚血作用のタウリンの関与、6/19慢性萎縮性胃炎ラットの腸内細菌叢に対する足三里電気鍼療法の効果、7/3経穴はあるのか?その特性は?、7/17潰瘍性大腸炎への鍼通電の効果、8/21放射性治療後口腔内乾燥に対する鍼治療、10/30経皮的耳介迷走神経刺激の短時間単回投与がP300事象関連電位に及ぼす即時効果と持続時間
・鍼灸と精神医療の相互ネットワークオンライン会議(1.5h)
1/20パニック障害、4/19緩和ケア、8/30基礎研究、10/18鍼灸研究の最前線
・現代医療鍼灸臨床研究会 4/28(4.5h) テーマ「自律神経」:鍼灸との関係、頭痛、緑内障、過敏性腸症候群、間質性膀胱炎、機能性ディスペプシア〜腸ー脳相関障害の観点から
・東京医科大学八王子医療センター糖尿病内分泌代謝膠原病内科 webで知っ得 運動療法のアーサイト 3/15『糖尿病運動療法にFasciaを考慮する』(1h)
・新・痛みの研究会
 1/1『慢性痛による負常道の神経機構』『難治性慢性疼痛とは何か?〜痛み治療でドツボにはまらないために』(2h)、8/1「運動が鎮痛に働く脳メカニズム』『慢性腰痛の諸問題』(2h)
・第2回痛覚変調性疼痛研究会 6/30 (4h)
・エコー侍の超音波解剖学教室 1/14『末梢神経から見た疼痛治療 肩凝りに対する難治性疼痛アプローチ』(3h) 、10/6肩こり・腰痛と手根管・足根管障害〜保存療法(4h)
・耳鍼+神経学スタディーグループANSG 1/27耳鍼による脳バランス調整(2h) 
・セイリン メンタルヘルスへの円皮鍼(1h)、7/26眼精疲労の鍼(2h)
・さいとう整形セミナー 9/5痛みの基礎医学 予習会(1h)、9/7痛みの基礎医学ーストレスと疲労と痛みの科学(4h)  
・その他の団体 1/12経絡と解剖学(1.5h)、4/20頭痛(2h)、4/20鍼通電(1h)、セラミック電気温灸器(1h)、末梢神経から診た疼痛治療〜上肢編(3h)、10/3腰痛・腰曲がり診療(1h)、11/17末梢神経から診た疼痛治療〜下肢編(3h)

これ以前の受講記録は、下記の該当年をクリックして下さい。該当ページに飛びます。

・2023(令和5)年

・2022(令和4)年

・2021(令和3)年

・2020(令和2)年

ひろ鍼灸院

〒891-0175
鹿児島市桜ヶ丘5-22-11
TEL 099-264-1211

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