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ひろ鍼灸院は肩こり、倦怠感、腰痛、膝痛、頭痛、うつにファシアや耳からも対処。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.099-264-1211

施術所案内clinic guide

院長ごあいさつ

院長 ポートレイト

痛みやしびれ、あるいはめまいがある。身体が重い・・・。
体調が悪ければ、生活の質は低下し、ひいては生きる意欲を失ってしまうことさえあります。
そんなとき、鍼やお灸はいかがでしょうか? 鍼灸は長い歴史を持ち、その効果故に、絶えることなく現代にまで受け継がれてきたものです。世界保健機構(WHO)も、その効果は認めるところです。
しかし、実際は残念ながら「鍼は痛そう」「お灸は熱いのでは?」という理由でなかなか鍼灸院に足が向かない、という方が大勢おられます。そんな方には蚊の針と同じ細さしかない超極細鍼や、針先だけを当てるだけの技、皮膚に触れるだけの鍼といったものをご紹介しています。お灸にしても安心・安全なせんねん灸、温かい赤外線治療器を使用しておりますので、その不安は解消すると思います。
来院された皆様が、元気で充実した楽しい日々を過ごせるよう、鍼灸と手技を通して全力でお手伝いさせていただきます。

【プロフィール】鹿児島市生まれ。高校卒業後、上京。玉川大学大学院で英文学を専攻し、修士号取得。英語講師として働くが、ハードワークで体調を崩し鍼灸と出会う。その魅力にとりつかれ、鍼師、灸師、あん摩・マッサージ・指圧師の3つの国家資格を取得。訪問診療マッサージ、整形外科病院、鍼灸院で4年以上、修行生活を送った後、鹿児島に戻り「ひろ鍼灸院」を開院。(下の写真はセミナーで講義中の院長)
Fascia(ファシア)、筋膜に関係する運動器疼痛および難治性疼痛等における診療・学術・教育・研究の発展を主目的とするJNOS一般社団法人日本整形内科学研究会(リンク)理事、学術局研修カリキュラム作成委員(鍼灸部門)、九州沖縄ブロック 副ブロック長。患者と医療者へ痛みの理解促進を行う、一般財団法人いたみ財団(リンク)認定いたみマネージャー(PAM)。皮膚刺激ツール「ソマニクス」を使った痛みケアの手法の開発・普及・教育を目的とする地域疼痛ケア協会認定セラピスト。

【得意分野など】原因不明の難病や慢性痛、凝りに悩んでいる方が、鹿児島県内は大隅半島や離島から、そして県外からも新幹線でおいでいただいております。その中でもこれまで座骨神経痛、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、すべり症、と診断された症例を多く扱っております。最近では原因不明の歯の痛み「非歯原性歯痛」「非定型歯痛」が、その一部が筋・筋膜、ファシアと関係していることが明らかになっており、施術が可能です。また、間質性膀胱炎を始めとする慢性骨盤痛症候群や線維筋痛症といった難病にも治療経験と十分な知識を持っております。最近では変形性膝関節症、顎関節症(顎凝り)、頻尿、うつ病、めまいなどの自律神経失調症や顔面神経麻痺などの脳神経疾患でお悩みの方の来院がありました。肘部管症候群やゴルフ肘、テニス肘など肘痛も少なくありません。またコロナの影響でPCやタブレット・スマホの使いすぎによるVDT症候群、別名テクノストレス眼症、コロナ後遺症の患者さんも増えました。その症状は眼精疲労はもちろん、首凝り、肩こり、片頭痛、うつなど症状は多岐にわたります。また最近では、アマ・プロのスポーツ選手の方も来院していただけるようになりました。シンスプリント、腰痛が多いです。

ようやく医療の現場でも注目されるようになった筋膜ファシアやトリガーポイント治療、横浜市立大学付属ペインクリニック科の北原雅樹先生が国内に導入したIMS筋肉内刺激法もすでに10年以上前から、独学で勉強しておりました(セミナーの開催がないため)。2012年に筋筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会が鍼灸師にも門戸が広がり、即入会。現在は、日本整形内科学研究会(JNOS)へと生まれ変わり、様々な診療科の医師を始め、理学療法士や鍼灸師などで構成され、常に情報交換および最新の知見を学んでおります。現在は理事の一人として、研究活動のお手伝いをしております。

耳鍼のイメージ写真。また世界で初めて耳鍼を体系化したフランス式の耳鍼も行っております。NHKでも度々取り上げられた、アメリカ軍採用の通称、戦場鍼(BFA バトルフィールド・アキュパンクチュア)の元になった本格的な耳介鍼です。また各種依存症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)へのアプローチとしてもその名を知られつつあります。
耳介鍼の研究で世界中にその名を知られる故・白石武昌先生が私の鍼灸学校時代の恩師でもあったことから、直々にその効果などを教わるという幸運に恵まれました。
そして具体的な耳介鍼の方法は、創始者ポール・ノジェ医師のご子息であるラファエル・ノジェ医師から上級コースまで学ばれた原浩之先生に教わることが出来ました。
最近では、耳鍼で心房細動、うつ病、耳鳴り、片頭痛、天気痛(気象病/気圧病)、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群と様々な症状にアプローチする方法が脚光を浴びています。耳針というとガラス粒などを耳に貼るダイエットのイメージが強いのですが、海外ではauriculotherapy、医師が行う耳介療法という位置づけで、様々な症状に使われています。当院の耳針はその系統です。

耳針の研究をしていくうちに、頭皮や顔面への鍼にも対象が広がってきました。頭部には頭痛に関係する三叉神経がありますし、顔面のとあるツボは脳の血流を増やすことも知られています。

他にも痛みの対処法として脳と心に働きかける目的で、認知行動療法マインドフルネス低周波鍼治療(鍼通電療法、通称 電気鍼)も積極的に取り入れております。脳の神経回路の変化で起こる痛覚変調性疼痛や線維筋痛症、三叉神経痛、片頭痛などの痛みに大いに期待出来る方法です。

施術をご希望の前に

ゴッドハンド正直に書きますが、鍼灸は「何にでも」「一瞬で効く」”魔法”ではありません。また私は”ゴッドハンド”と呼ばれる天才施術家(実際いるならお目にかかりたい)ではありませんし、いたとしてもそれは社会悪だとすら思っているので、なりたいとも思いません。ですから私が行う鍼灸手技よりも、感染症などを始め病院での検査・治療が必要と判断した場合、また当院で施術回数を重ねても、改善の兆しが一切見られない場合は、病院での検査、治療をお願いすることにしています。
それは、激しい肩こり、あるいは何の施術をしても少しも楽にならない痛みが実は、病院での検査で重大な病気だった、ということもありうるからです。

以前、SNSで話題になったトピックですが、膝痛で高校生が3ヶ月接骨院に通ったにも関わらず、症状が改善しなかったため病院で検査を受けたところ、なんと進行の早い骨肉腫だったという痛ましい事例が掲載されていました。
当院でも、問診中および施術中に違和感を感じ、病院の検査をお願いした数例が、残念ながら鍼灸手技ではどうにもならない、重大な病気だったと診断されています。
これまで何度か「病院が嫌いだから鍼灸院に来たんだ」と言われたことがありますが、上記のような例は数多くあるのです。どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

最近、またもネット上で興味深い実話を知りました。体験したことのない不思議な違和感を感じた方が、これは心霊現象の類いでは?、と、霊能者に相談したところ、即、病院に行くようにと勧められました。検査を受けると、てんかん(てんかんの発作を起こしたと推測されます)だったことが判明。そのエピソードに寄せられたコメントが秀逸でした。

「その霊能者のプロ意識は高い」「向き不向きや、自分が戦って勝てる分野を知っている人は医者も霊能者も強い」
同感です。
自分の強みがわかっている医療者

Hiro Acupuncture Clinicひろ鍼灸院

〒891-0175
鹿児島市桜ヶ丘5−22−11
TEL 099-264-1211
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